名探偵コナンの世界は事件が絶えず、数多くの犯人が登場します。
今回は、特に凶悪な犯罪を行った犯人たちをピックアップし、彼らの動機や行動の卑劣さにスポットライトを当て、ランキング形式でご紹介します。
名探偵コナン凶悪犯ランキング一覧
名探偵コナン凶悪犯ランキングTOP5
1位 : 茂庭巽の誘拐と殺人
犯行動機:身代金目的
「カラオケボックスの死角」で被害者となった茂庭巽は、その犯罪歴と非道な行動でこのリストの1位に輝きました。
彼は幼い子供を誘拐し、残忍な方法で命を奪いました。その犯罪は計画的であり、被害者に対する非情な扱いは彼の異常性を如実に示しています。
犯行後も反省の色を見せず、さらなる犯罪を企てた茂庭は、多くの読者に強い印象を残しました。
2位 : 西川睦美の危険な執着
犯行動機:財宝の独占
「青の古城探索事件」の犯人である西川睦美は、自己の欲望を満たすために数多の命を犠牲にしました。
彼女は財宝を手に入れるために、何人もの人々を殺害し、その中には無実の使用人や親族も含まれていました。
彼女の行動は、冷酷かつ計算高いものであり、多くの読者に強烈な印象を残しました。
3位 : 山尾渓介の悲劇的な連鎖犯罪
犯行動機:金銭の苦悩
「沈黙の15分」で登場する山尾渓介は、金銭的な問題から多数の犯罪に手を染めました。
彼の行為にはひき逃げ、強盗、放火、爆破といった多様な犯罪が含まれており、その一連の犯行は多大な被害をもたらしました。
彼の犯行はただの金銭目的では終わらず、多くの無辜の人々に長期間の影響を与え続けています。
4位 : 高橋良一の残忍な手口
犯行動機:異常な執着
原作5巻「山荘包帯男殺人事件」の犯人、高橋良一は、そのグロテスクな殺害方法で知られています。
被害者をバラバラにして、その断片を自身の衣服内に隠し持ち運ぶなど、その凶行は読者に深い恐怖を植え付けました。
犯行の狙いは、自らの病的な憎悪を満たすことにあり、彼の行動は冷酷無比でした。
5位 : プラーミャの非道な爆弾犯行
犯行動機:爆破と殺人の欲求
映画「ハロウィンの花嫁」で登場するプラーミャは、爆弾魔をも利用する爆弾魔として、さらに凶悪な行動を展開しました。
彼女は他の犯罪者を爆殺し、その犯行動機は単純な破壊欲と殺意に尽きます。
彼女の行為により、多くの命が失われ、その中には民間武装組織のリーダー、エレニカの家族も含まれています。
その極端な暴力性は多くの犠牲者を出し、視聴者に強い印象を残しました。
名探偵コナン凶悪犯ランキングTOP10入り
6位: 爆弾魔の連続脅迫
犯行動機:仲間の復讐
原作36-37巻「揺れる警視庁 1200万人の人質」の犯人である爆弾魔は、複数の爆弾事件を引き起こしました。
彼は仲間が警察によって騙されて死んだと誤解し、その復讐として警察を狙いました。
しかし、この犯行は根本的な勘違いから始まっており、犯人の動機は完全な誤解に基づいています。
その過程で多くの警察官が犠牲になり、特に白鳥警部は重傷を負いました。
7位: 津川修治の二重生活
犯行動機:麻薬売買の隠蔽
「図書館殺人事件」の館長津川修治は、地域図書館の穏やかな館長として知られつつ、裏では麻薬売買を行っていました。
彼の犯行は図書館を使った犯罪活動が発覚することを防ぐためであり、発覚の危機に瀕すると、少年探偵団を含む証人たちを躊躇なく消そうとしました。
津川の行動は、表の顔と裏の顔のギャップが激しい典型的な例です。
8位: トマス=シンドラーの隠された血筋
犯行動機:過去の名誉の保護
劇場版「ベイカー街の亡霊」の犯人トマス=シンドラーは、自身がジャック・ザ・リッパーの子孫であることを隠蔽しようとして犯行に及びました。
彼はその秘密が公になることを恐れ、多くの無実の人々を危険に晒しました。特に影響を受けたのは、シンドラーの行動によって過労死に追い込まれた若年の被害者です。
9位: 本上和樹の復讐劇
犯行動機:妹への愛情からの誤解
「漆黒の追跡者」に登場する本上和樹は、火災事故で妹を失ったことに対する復讐心から犯行を重ねました。
彼は妹が自らの意志で他人を救う選択をしたにもかかわらず、それを「他人による見殺し」と誤解し、その恨みから7人もの無関係な人々を殺害しました。
10位: 雪ヶ谷大介の狂気的な計画
犯行動機:拒絶された恋心からの逆恨み
アニオリエピソード「動く標的」に登場する雪ヶ谷大介は、恋愛感情から拒絶されたことに対する逆恨みから、恋敵を極めて凶悪な方法で殺害しようと試みました。
彼は第三者を巻き込んでの殺害を計画し、その手法は他の犯罪者たちとは一線を画す残虐さでした。
名探偵コナン凶悪犯ランキングTOP10圏外
15位: 天永和尚の罪と罰
犯行動機:寺の名声を高めるため
原作11巻「霧天狗伝説殺人事件」に登場する天永和尚は、表向きは被害者ですが、過去に犯した殺人のため事実上の犯人と言えます。
彼は自身の孫娘と交際する青年を、寺に名声をもたらすために利用しようとしていました。
その計画に反対した青年を残忍な方法で排除し、事件が発覚すると「霧天狗」の伝説を利用して自身の行いを隠蔽しようとしました。彼の行為には同情の余地がありません。
11位: 道脇正彦の過激な恨み
犯行動機:愛する女性を自分のものにするため
「園子のアブない夏物語」に登場する道脇正彦は、彼を振った女性への激しい恨みから彼女を含む茶髪の女性たちを無差別に殺害しました。
彼の行動は、失恋という個人的な失望を、完全に理不尽で危険な形で外に向けたもので、被害者は彼の独占欲と偏見の犠牲となりました。
12位: 小森朋子の異常な愛情
犯行動機:人を殺すことへの異常な興味
「未亡人ミズロンリーと探偵団」で描かれた小森朋子は、過去に自分を愛した男性を次々と殺害し、その死を楽しんでいました。
彼女の行動は単なる財産目当てや痴情のもつれから逸脱しており、彼女自身が持つ殺人への異常な興味と楽しみが動機となっています。この深刻な精神的歪みが、彼女を非常に危険な存在にしています。
13位: 梨本靖男の危険な嫉妬
犯行動機:愛情から生まれた歪んだ行動
「高木刑事、手錠で逃走」に登場する梨本靖男は、愛する女性の気を引くために同僚を陥れ、自らが英雄として彼女を守る計画を立てました。
しかし、その自己中心的で歪んだ愛情が原因で、最終的には彼女に恐怖を与えるだけでなく、無実の同僚をも犠牲にしました。梨本の行動は自己愛と嫉妬が生んだ悲劇です。
14位: 立花志乃の怨恨
犯行動機:世の中をダメにする若者への嫌悪
「言えない目撃者」の犯人、立花志乃は、社会を蝕むと信じる若者たちへの強い嫌悪から複数の通り魔事件を起こしました。
彼女はこの行為で、若い女性たちに対する暴力的な嫉妬を爆発させ、最終的には死者まで出してしまいます。彼女の動機は不可解であり、一見普通の主婦の裏に隠れた深い闇が垣間見えます。
16位: 西条大河の野望
動機:弁慶ではなく義経になりたかった
劇場版「迷宮の十字路」での犯人、西条大河は、義経のような存在に憧れ、そのために数々の凶悪な犯行を重ねました。
彼の犯行リストには、仏像の窃盗、共犯者を含む6人の殺害、放火、拉致監禁、さらには平次への殺人未遂が含まれています。
首領としての地位を確立し、盗んだ宝を独占することで自らの道場の資金源にしようとした彼の行動は、極めて危険で自己中心的でした。
17位: 日下部誠の復讐劇
動機:大切な人を失った恨み
映画「ゼロの執行人」での犯人、日下部誠は公安警察に対する復讐心に駆られ、IoTテロを実行しました。
彼の犯行には、サミット会場の爆破、公安官への重傷害、無人探査機の操作ミスによる警視庁への攻撃などが含まれます。
彼の動機は、誤って自殺に追い込まれたと信じた恋人への復讐でしたが、実際にはその恋人は生存しており、その行動は完全な誤解から生じたものでした。
18位: 沢井学のマッチポンプ
動機:ヒーローになりたかった
「初恋の人想い出事件」での犯人、沢井学は、火事を起こして自らがヒーローとして好意を寄せる女性を救出しようとしました。
この計画は彼の極端な自己愛と誤ったヒーロー願望によるもので、彼の行動は極めて危険で非論理的でした。
19位: 戸叶研人の悲劇的な誤解
動機:解釈違いによる怒り
「ホームズ・フリーク殺人事件」での犯人、戸叶研人は、同人誌の解釈違いから作者を殺害しました。彼はその行動を止めるべく現れた恋人まで殺してしまいます。
この二重の犯行は、彼の異常なまでのオタク文化への執着を示しており、彼の犯罪は非常に自己中心的で理不尽なものでした。
20位: ローズ・ヒューイットの危険な愛
動機:愛する「天使」を守りたかった
「工藤新一NYの事件」の犯人であるローズ・ヒューイットは、ミュージカル「黄金の林檎」で共演する恋人が他の俳優に取って代わられることを防ぐために殺人を犯しました。
彼女の行動は、彼女の異常なまでの執着と独占欲を露わにしており、彼女の愛は破壊的で危険なものでした。